ライフストレス研究所だより

長年の経験を活かしてライフストレスケアという次世代の人間学を紹介しています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

ライフストレスケアの発展を望む

ライフストレスケアという新しい領域を拓こうとしている。 医療分野、臨床心理学分野など特定の専門領域の支援とは違って、生活上、人生上のストレスを扱うには様々な切り口の知識や経験が必要であり、十分に体系化されているとはいえない。 少なくともスト…

探索のはてにあるもの

私たち人間は自分を含む環境を探索して「どのような行為によってどのようなことが起きるのか」を情報システムとして獲得して活用して生きる。 環境の広がりとともにシステムが変化していくが、これは知的なものではなくて、体験の中で獲得していくものだ。 …

社会を探索すること

私たちは「どのような行為によってどういう結果が得られるか」その探索行為によって自然界のことわりを知る。 同様に社会の一員として仲間となって認められて役割を果たしながら社会での生き方を知る。これも探索行為になる。 後者が前者と異なるのは、他者…

久しぶりのブログ

このところ私の専門についての取り組みでは研修の資料制作以外では、Twitterへの書き込みをするくらいだった。ライフストレスケアの着想を断片として書き連ねてきた。 どこまで進んで、どこからが未開拓なのか。それも分からずに同じところをぐるぐると回っ…

ストレスとストレッサーについて

今回は基本となる狭い意味でのストレスについて説明をしてみます。 動物実験から始まったストレス研究では様々な不快な刺激をストレッサーと呼び心身(体内・脳内)に発生した負荷により自律機能(自律神経系・内分泌系・免疫系など)に不調和(歪み)が生じ…

ライフストレスケア人間学とは何か

ライフストレスケアとは新しい言葉です。 従来の狭い意味でのストレスケアに比べると、かなり広い意味をもったストレスケアです。しかも私たちの生き方に関わるので人間学の分野になります。 生き方といったときにLIFE(ライフ)という英語を考えてみますと…