ライフストレスケア、ライフストレス人間学の創出。 そのための試行錯誤を生きがいにしてきた。 うまく説明することは出来ないが、少しずつ形になってきている。 この途上の不完全なものをどう扱うべきか。 完成を目指して、それまでは黙するのか。 研究所と…
ライフストレスケアという新しい領域を拓こうとしている。 医療分野、臨床心理学分野など特定の専門領域の支援とは違って、生活上、人生上のストレスを扱うには様々な切り口の知識や経験が必要であり、十分に体系化されているとはいえない。 少なくともスト…
私たち人間は自分を含む環境を探索して「どのような行為によってどのようなことが起きるのか」を情報システムとして獲得して活用して生きる。 環境の広がりとともにシステムが変化していくが、これは知的なものではなくて、体験の中で獲得していくものだ。 …
私たちは「どのような行為によってどういう結果が得られるか」その探索行為によって自然界のことわりを知る。 同様に社会の一員として仲間となって認められて役割を果たしながら社会での生き方を知る。これも探索行為になる。 後者が前者と異なるのは、他者…
このところ私の専門についての取り組みでは研修の資料制作以外では、Twitterへの書き込みをするくらいだった。ライフストレスケアの着想を断片として書き連ねてきた。 どこまで進んで、どこからが未開拓なのか。それも分からずに同じところをぐるぐると回っ…
今回は基本となる狭い意味でのストレスについて説明をしてみます。 動物実験から始まったストレス研究では様々な不快な刺激をストレッサーと呼び心身(体内・脳内)に発生した負荷により自律機能(自律神経系・内分泌系・免疫系など)に不調和(歪み)が生じ…
ライフストレスケアとは新しい言葉です。 従来の狭い意味でのストレスケアに比べると、かなり広い意味をもったストレスケアです。しかも私たちの生き方に関わるので人間学の分野になります。 生き方といったときにLIFE(ライフ)という英語を考えてみますと…
願望世界が自我の働きだとすれば、目的世界は、主体性の働きということか。 生活レベル 目標の実現レベル(人生目的、生命存続をかなえる) 人生レベル 目的の実現レベル 生命レベル 生存の実現レベル 無自覚 自然性 資源確保 関係性の進展 価値観の創造 目…
目標についての研究が必要。 師の説のうけうり、うのみであったように思う。 目的と目標の関係もよく知られている。 生命の目的 生活の目的 人生の目的 さらには、それに付随した目標。 このような議論になぜ抵抗があるのか。 それは実のところ、不可知であ…
このブログに書くのはいつぶりだろうか。 ここまでの道を振り返り、これからの道を見通すために、私はたちどまった。 もっと正直にいうと、歩けなくなった。 これまでの呪縛から離れ自由になったともいえる。 何のために、何を目指してと自分に問いかける。 …
私的な願望 ワクワクする出会いがほしい 共感と相互的な成長のある仲間、コミュニティがほしい クリエイティブな活動をしたい 素直に生きていきたい それが社会的な役割を定めていくと、ゆがんでいく。 義務や自己犠牲になる。 そして、何かを達成したのに、…
私はよく講演でも、出来事の積み重ねをどのようなストーリーで解釈しているか、つまりライフストーリーが重要だと話している。 不思議なもので、その筋書次第で、失敗だと思っていたことが妥当な意味あることに変化したりする。 渋柿のしぶのように、ちゃん…
人間の変容をもたらすのは、環境とのやりとり、関わりですが、動物と異なるのはこの環境が物質的・社会的・精神的な合成物であるということです。 神経質な人が見ている世界は、繊細で危険に満ちた世界であり、外向的な人が見ている世界は、チャンスに富んだ…
この世界に何もないときづいて はじめて不可知の世界が見えてくるのではないか。 この世界で生きていないときづいて はじめて不可知の世界で生きていけるのではないか。
私の胸のうちに響いていた声が聞こえなくなってきている。 ずっとずっと前から導いてくれたいた声。 しかし、それが聞こえなくなってから私は十分空虚になったり、十分何も動けなくなった。 これが答えだろう。 なくして分かることがある。 だから、もういち…
繭の中というたとえが面白いのは、そのなかで、蚕が変態していくことだ。 たしかに、私たちもライフという三層構造の繭のなかで、一生をかけて、変容していく。 それは繭のそとが、変化を常態としており、それを固定しようとするいかなる営みも裏切られ、結…
桑の葉という「真実」を食みながら、蚕はそれをつくり替えて糸にして掃き出し、自らを繭の中に閉じ込める。 この繭は「不可知の真実」を素材としているものの、もはや蚕の生み出した、蚕にとっての「現実」であり、真実ではない。 この繭に映し出され響いて…
生態系をふくむ地球環境 身体をふくむ生態系 脳を含む身体 このように人間には認識できるが 実際には、不可知の世界にあって、すべては統一的に連続している。
目が不自由な方が、杖で歩く先に障害物がないのか、安全なのか、道があるのか、他者がいないのか、探っている姿がある。 私たちは、食事をするときに、それを食べて大丈夫なのか、耳をすますときに、不穏なものがないのか、大切な人がいるのか、あるいは見る…
不可知の世界の関係性のゆえに、何かが変われば何かが変わる、その統一的な連続性こそ、変化こそが真理であって、そのなかで安定や調和、秩序を生み出そうとする営みが生命であるといってもよいだろう。 だから、生命のありよう、生き物はそれぞれ、自分なり…
かつて、唯物論、唯脳論、唯心論などの枠組みに悩んだことがあった。ホームページの人間学コーナーにも詳しいところだ。 このところの学びによって、整理できて来たのは、「説明方法」の限界による「疑似問題」であったということだ。 心とはなにか、心身相…
また、同じような記事を書いている。 つまり、ぐるぐると回っている。 印象としては、「すべてなくなってしまった。」「自分には何もない」「まっしろ」 それゆえの不安と、力を持っている人へのやっかみが湧いてくる。 しかし、思い出してみれば、ここ数年…
最近、SNSの記事を読んできて、気がめいることが多い。 読まなければいいのだろうが、皆がどう思っているのか、世相を知りたいので見てしまう。 不快になるのは、自分の中にも同じ気持ちがあり、それを訓練で変えてきたからだろう。 訓練したものが崩されて…
『成果を生み出す人材とは?』 定義、尺度化。 能力 ⇒ 行動 ⇒ 成果 『成果の再現性』 可能性・・ 成果主義とは違う。 成果を生み出す力 『場面特異性』・・・面接のときと・・新人が・・ 『過去の事実⇒ 成果の再現性 ※やればできる、に要注意!」 場面と場面…
PDCAに関わる二つの誤解 成果を生み出す行動原理 ・・・PDCA そんなこと? 実際にはほとんどの人が回していない × 思い付きではじめ ×方針が変わる ×反省がない ×失敗を繰り返す 常識だから、回しているはず、回していなければ問題が起きるはず・・ しかし、…
成果を生み出す組織 口数が多い コミュニケーションが活発に行われていれば成果が上がる あたり前ではあるが・・ 何でですか? メカニズムが分からないと形骸化、長続きしない。 �@「コミュニケーションロス」 コミュニケーション不足で起きる やり直し、ミ…
抽象的な会社の方針 自組織の職種や事業に合わせて具体化し、行動化できる内容に変換するのが管理職の役割だと 必要とは何か 職場で必要なもの 私生活で必要なもの 「必要とは」 強度が強まると「重要」 重要性とは・・ 「不可欠」かくべからず ビジネス 優…
Q1 興味ある? Q2 買う? アウトプットの多様性 部下の仕事 上司の指示 やりすぎ 思い込み 確認不足 あいまいな指示 品質過剰 過剰品質を適正品質に戻す なぜ・・与えられた環境、資源から できるかぎりのことをやろうとする やるべきことをやる 足し算が得…
間違って身につけた思い込みを正していく。 「言語化」→思考 言葉で考えるのだから本当にわかっていれば言葉にできる。 話したり文章にすることで、自分がちゃんと考えているかチェックする習慣。 無意識(習慣・くせ・思い込み)「そういうものだから」「常…
概念の塊としてのストレスが「原因」である。 たとえば、それによって精神的主体性が奪われて、身体的主体性も低下して、 過緊張、自律神経のアンバランス等々、そして脳幹の疲労とストレス被害が起きたときに、 たしかに、直近の問題としては、脳幹の疲労が…