ライフストーリー
私はよく講演でも、出来事の積み重ねをどのようなストーリーで解釈しているか、つまりライフストーリーが重要だと話している。
不思議なもので、その筋書次第で、失敗だと思っていたことが妥当な意味あることに変化したりする。
渋柿のしぶのように、ちゃんと加工することで甘さを増していく。
私事だが、私はひとつの道をすすんできたが、それが挫折であるかに思い、落ち込んでいた。
しかし、それは他者がもっている価値観、世間的に認められたもので解釈しようとしたがゆえのことで本質的に、わたしのライフをつらぬくものではなかったと気づいた。
私の人生は、楽しさを探していた、興味関心を探していた、探求の楽しさを求めていた、その即興の楽しさにかけてきた。
そうして、ふりかえったとき、私の人生がどれほど、面白く、輝いていたのかに気づく。
そうなんだ。
だから、これからもやっていける。
私は他者の人生のストーリーもそのようにして、発見する手伝いをしていきたい。