ライフストレス研究所だより

長年の経験を活かしてライフストレスケアという次世代の人間学を紹介しています。

願望世界と目的世界

願望世界が自我の働きだとすれば、目的世界は、主体性の働きということか。

生活レベル 目標の実現レベル(人生目的、生命存続をかなえる)

人生レベル 目的の実現レベル

生命レベル 生存の実現レベル 無自覚 自然性

資源確保

関係性の進展

価値観の創造

目的、目標がむずかしいのも、ライフの三層構造と関連がある。

主体性をつかって目指す目標と究極の目的

物語性   継続発展性

社会性   関係性拡大性 

自然性   統一的連続性

この3つの合成が目的を形成する。

そして、そのための目標をどのように生み出すかが主体性の発揮になる。

このようなことを意識化しないと、

ただ、やりたいこと、したいこと、という表現になってしまう。

これまで、あまりにも目的、目標が無自覚であったから、ライフがゆがんだのではないか。

人間学として、どのように生きるか、のなかに、目的、目標の3階層がないとおかしい。

では、欲求論、自己実現論とはどう違うのか。

それは機械的反応になり、主体性が消えてしまう。

主体性とは、目的、目標、手段についての創造と運用になる。