ライフ創造の柔軟性とストレス解消
メンタルヘルスコンサルティングと心の柔軟性についての記事を書いた。
ライフ創造について、以前は必要であった見方、視点、考え方が、今は不必要になっている場合に、それを解除していく。
今のライフ創造において無自覚に始まっている見方、視点、考え方を明確にして行動化につなげていく。
ライフ創造とは目の前の出来事のことであって、その出来事は人間観、世界観、解釈、見方によって異なった姿を見せる。
上記の出来事と「見方」のずれを従来の面談のなかで説明すると、不適応、発達課題、ストレスにつながってくる。
ストレスの本質を求めてきたが、ライフ創造のなかで扱うことが大事だと考えて、ライフストレス研究というスタンスをとることになった。
ライフ創造の柔軟性をなくした状態がストレスで、柔軟性を回復することがストレス解消と考えている。
それが結果として環境適応性、発達課題の乗り越え、心身の調和などの姿を見せることになる。
ライフ創造の柔軟性を奪うものは、出来事を生み出している人間観・世界観・解釈・見方の不自然な固定化である。
そしてこれらが社会性・集団性のなかで生まれていることから、個人心理的人間観の限界もまたストレスと関係がある。