2018-12-09から1日間の記事一覧
他者の心を観るときに、そこに自我性を観ると、こちらも自我性を強めるということを書いた。 だから、観察のありようが、重要だと思う。 自我とは、本当は点として位置はあるが、面積としての実体はないものを、これが私だというふうに領有化をすすめて、固…
自分が世界を分割して、他者と自分という区分をつくり、自分の領有化、城壁化によって、対立、不平不満、争い、逃避、引きこもりなどが起きるのだと書いた。 つまり、自ら「自我」を強めたという自覚がしにくく、他者の自我・領有化の世界を強く意識するとこ…
自分を正当化して、他者を批判して、自分が被害者であると考えているときには、主体性が低下して、自我の防衛状態になっている。 この自我は、このような状態をさらに正当化したいので、対話の動機は自分を開くことではなくて、自分を固くして、正当化するこ…