ライフストレス研究所だより

長年の経験を活かしてライフストレスケアという次世代の人間学を紹介しています。

2018-12-16から1日間の記事一覧

家族の現実からの考察

かつての「家」という観念がなくなったこと。 個人が社会から切り出されて、心理的にも個人の意識が前面に出るようになった。 集団の存続が、個人の存続だということが知的には分かっていても、自分の願望を犠牲にしてまで集団の役割を果たそうとする精神が…

家族へ夢見ること

ドラマや映画でも「家族」の愛について扱ったものが感動を呼びますが、そこに現代人の願望を観ることができます。 夫婦愛、親子愛、祖父母の孫への愛、家族としての動物への愛。 どうして、こうも私たちは「愛」について考えて、求め続けるのでしょうか。 す…

社会性問題への取り組み

現代社会は、人間が「個人」として切り出されている時代だ。 種としてのヒトは、集団をなして生存をするという意味で、本能的に「社会性」が埋め込まれている。 したがって、人間という呼び名も、人と人の間の関わりとしての存在を示しているが、同時に「個…