ライフストレス研究所だより

長年の経験を活かしてライフストレスケアという次世代の人間学を紹介しています。

2019-01-04から1日間の記事一覧

他者性と固定。自己性と変化。

この世界は、精神の故郷にある「分霊」がつくっていると書いた。 しかし、その創造活動は、「自己性」と「他者性」の共同作業であるとも。 世界をどのようにみるかという指向性と、自分を含めた世界がどのようにみられているかという指向性のゆらぎがあると…

他者の心を読むことの意味

自分が暮らしている世界は、不可知の世界、精神の故郷にある根源的な自分が構成、創造しているものだと書いてきた。その意味では、この世界内には根源的な自分はいない。 むしろ、この自分の暮らしている世界すべてが根源的な自分の現れであると言ってもよい…

自己性と他者性の運動

ライフストレス研究では、「人間」にとってのストレス発生の機序を明らかにして、ストレスを栄養してよりよい人生を送ることができるような新しい暮らし方の提案をしていくことが、ひとつの目標である。 その意味では、発生したストレスへの対処や蓄積したス…