ライフストレス研究所だより

長年の経験を活かしてライフストレスケアという次世代の人間学を紹介しています。

2019-01-05から1日間の記事一覧

仏教的煩瑣哲学

最近の自分の記事を読み返してみると、言葉でこの不思議な世界のことを書き切ろうとして、どんどん、混乱をもたらし、煩瑣になってきている。 ちょうど、仏教が長い歴史のなかで、どんどん、煩瑣哲学のようになっていったように。 そして、現場や暮らしから…

問題をどこにみるか

現代では問題を個人の資質にみることが多い。 しかし、実際には、問題は、その世界内の必然として起きている。 無限、永遠のなかで、個が自由に行動して何かをつかみとるということではなくて、世界は一つであって、自分も他者もそのなかで、必然として動い…

スキーマについて

認知行動療法でも治療が困難なパーソナリティ障害の方へ、スキーマ療法というアプローチがあるらしい。本を読んだだけなので、多くの誤解もあると思うが、いろいろと考えさせられることが多い。 深い信念の部分に、生き辛さを誘発する特定の傾向があることを…

分割という刃物

この世界は分霊としての自己が生み出したという意味では一つであり、それはすべてを精神だと言ってもよい。(ただ、物質に対しての精神という意味ではなくて、根源的創造作用とでもいうべき意味である) しかし、このままでは、すべてが混とんであって、そこ…

この世界の不思議

日常生活でのストレスは、自分の思いを裏切るような相手の言動によって起きることが多いが、この簡単にみえる仕組みが実は、不思議なものであると思えている。 その不思議に魅せられてライフストレス研究を進めているが、そのような無駄なことはやめて、対策…