ライフストレス研究所だより

長年の経験を活かしてライフストレスケアという次世代の人間学を紹介しています。

2019-02-27から1日間の記事一覧

ミイラ取りがミイラに

一連の記事で私が最近考えてきたことは表現できたと思うのだが、ひとつ追加がある。 日常的な「個人心理的人間観(世界観)」において、受け入れることができない不快な体験を前にして、その方の「個別世界的人間観(世界観)」が開く。 他者や、他者と共有…

受容の意思

目の前の体験の受容とは、見たくないもの、言われたくないこと、したくないこと、それを「楽なこと」「苦しくないこと」に変換するような方法ではない。 出来事には自分が含まれており、その意味では自分との関係性の塊であり、自分が抱く感情も当然出来事の…

悩みと行動選択

日常の受容できない体験を受容しようと努力しているときに、他者にそれを話す場合がある。 その他者が加害者、被害者の図式で問題の深刻さについて共感して、それに乗ってしまって自分も話してしまうことがある。 感謝というより、評論家的な相手に腹が立つ…

悩みの世界から主体性へ

日常的な「個人心理的人間観」の世界で、大きな「不満、葛藤、傷つき」が起きて、目の前の出来事を受け入れたくない、これ以上主体的な行動選択をしたくないと苦悩する。 主体的なライフ(生命・生活・人生)創造をすすめていく勇気をなくしてしまうことがあ…

日常の世界と悩みの世界

ライフ(生命・生活・人生)の創造は出来事の展開として進んでいる。 そしてそれは刻々の行動(認知含む)の主体的選択による。 ライフ創造が停滞するのは、固定された繰り返しの選択によって、様々な不調和が生じて拡大していくときだ。 とりわけ、自分なり…