ライフストレス研究所だより

長年の経験を活かしてライフストレスケアという次世代の人間学を紹介しています。

具体的実践項目

現在、坂道と車輪で説明している主体性の項目について、相互の関係性や、実践項目の絞りこみが必要だと考えている。

たとえば、呼吸、筋肉、感覚は、「緊張」⇔「弛緩」を写し取っているもので、それぞれが深く関係しており、実践上も一緒に扱えることが望ましい。

また、食事、睡眠・休息、運動についても、「活動」⇔「回復」をつかさどっており、このバランスがとても重要である。

そして、行動、言葉、資源については、生活の維持について、他者や社会との関係性について深く関関係している。

また、人生レベルまで浸透している心理的要因としては、

「関心」「観察」「理解」・・・対象への視点から生まれるもの

「自信」「自主」「意味」・・・自覚として生まれるもの

「信頼」「貢献」「希望」・・・対象への視点と自覚をつかって行動化するためのもの

このような三角形が3つが2セットある姿をどのように表現するか。

そして、その実践項目を具体的にどのように導いていくか。

それが今の課題である。